免疫には大きく分けて2種類があります。ひとつは“獲得免疫”とよばれるものです。
たとえば、去年インフルエンザにかかった人が、今年はかかりにくいということがあります。1度経験した外敵を2回目以降は防御できる。これを獲得免疫といいます。獲得免疫は、健康な人間のすべてに備わった複雑な仕組み。カゼで高熱がでたり、リンパ節が腫れたりするのは、このシステムが働くためです。一方、異物や病原菌が体内に入るのを防いだり、もっと前の段階で外敵を迎え撃つのが“自然免疫”。獲得免疫が強力な軍隊とすると、自然免疫は警察に当たります。最前線のお巡りさんが働
いている限り、軍隊が出動する必要はありません。
しかし、ストレスや夜更かしなど日常生活の乱れなどによって、自然免疫が低下すると、
細菌やウイルスの体内への侵入を許し、病気になりやすくなってしまいます。